日本政府観光局(JNTO)は11月2日、2016年の訪日旅行者数が10月30日時点で2005万人を突破したと発表した。年間で2000万人を超えるのは史上初。
昨年1年間の訪日客数は1974万人で、10月末時点でこれを上回った。政府は20年に4000万人の訪日を目標に掲げており、「観光庁や関連団体と連携しながらさらなる集客に努める」としている。
JNTOは「ビジット・ジャパン事業」など日本への集客促進活動を展開。欧米豪からの旅行者向けに日本の歴史や伝統文化を訴求したり、海外の富裕層に「旅行先としての日本」のブランドイメージ確立を図るなど、集客を強化したい層を明確にしている点が特徴だ。
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