シダックスでは収益改善のために、店舗閉鎖だけでなく、アイドルタイムである平日昼〜夕方の新メニュー開発や、家電量販店大手・ビックカメラと共同の新業態「シダックス新宿セントラルロードクラブ×ビックドラッグ」をオープンしてインバウンド需要の取り込みを狙うなど、矢継ぎ早に手を打っている。
今年10月19日からは期間限定で「シダックス新宿歌舞伎町クラブ」にVR(Virtual Reality:仮想現実)対応の専用ルームを設置。これはKDDIとKDDI総合研究所、ポニーキャニオンと連携した実証事業で、ユーザーが室内でVR機器を装着すれば、アーティストのライブやアイドルの握手会などの交流イベントを、その場にいるかのように体験できるサービスを目指している。
ただし、こうした取り組みが今後どれほどの効果を生み出せるかは未知数だ。
リンガーハットが、24億円の最終赤字から「復活」できた理由
“不毛時代”続いたカルビー「フルグラ」がなぜ急激に売れ出したのか?
おっさんの胃袋をわしづかみ、“肉撃”ですぐさま利益改善を遂げた大阪王将
マイク片手に「出発進行!」 異色の「鉄道カラオケ」が業界大手から生まれたワケ
最初はまったく売れなかった明太子、どうやって福岡から全国区に?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング