一方、16年に苦戦した新ジャンルについては、リニューアルと新商品で復権を目指す。「のどごし〈生〉」は、15年に季節限定品などが好調だったことから、「16年もその施策をなぞってしまった」(布施社長)ことが不振の要因だという。消費動向が絶えず変化する中で、目新しさを打ち出せなかった。
17年は、上質な味わいの新商品「キリン のどごし スペシャルタイム」を4月18日に発売する。のどごしブランドとしては初となる、麦100%の通年販売商品。うまみと後味の爽快さを両立させた。「気持ちを明るく前向きにしてくれる」商品として新たな提案につなげる。
主力ののどごし〈生〉は1月下旬にリニューアルする。うまみやキレをより感じられるように改良し、生ビールのようなのどごしを目指した。パッケージも刷新する。
のどごしブランド全体の17年の販売目標は、3.9%増の4490万ケース。ブランド力の強化で再成長を目指す。
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