ドコモと博報堂が提携 データ活用しO2Oマーケティングドコモ子会社に共同出資

» 2017年02月23日 17時10分 公開
[ITmedia]

 NTTドコモと博報堂は2月23日、「O2O」(Online to Offline)マーケティング分野で提携すると発表した。両社が持つデータを活用し。顧客1人1人に合ったプロモーションを企業が展開できる仕組みを提供していく。

 提携で博報堂は、スマートフォンを活用したO2Oアプリケーションを開発・販売するドコモの戦略子会社「ロケーションバリュー」に約1億円を出資する。

 ドコモが抱えるユーザーの購買やサービス利用の履歴と、博報堂が持つWeb閲覧履歴などから分析したマーケティングデータを活用し、顧客に最適な情報を配信する仕組みを構築。企業が顧客に合わせた広告などを配信し、店舗での購買などにつなげられるようにする。

photo 「レシートリワードサービス」のイメージ

 先行して、ドコモが持つ顧客データを分析することで詳細な購買行動の傾向を把握できる「レシートリワードサービス」を提供。ユーザーの利便性を向上する機能として、マネーフォワードなどが実験的に採用している。

 データ分析は顧客の同意を得た上で分析・活用するとしている。

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