森永製菓と森永乳業は3月30日、経営統合に向けた検討を終了すると発表した。「両社それぞれの事業戦略への注力により、経営基盤の強化を図っていくことを最優先すべきという結論に至った」という。
今後、協業の可能性については引き続き検討するとしている。
両社は1949年、森永製菓の乳業部門から分離独立する形で森永乳業が発足した兄弟会社。同業のライバル、明治も2009年に製菓と乳業を統合しており、森永も経営統合で効率化と競争力向上を図る狙いがあった。
経営統合を検討していることが明らかになった2月以降、森永製菓、森永乳業とも株価が上昇。30日は両社とも年初来高値を更新していた。
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