スタートトゥデイがフリマアプリ「ZOZOフリマ」を6月30日に終了する。大手ファッションECサイト「ZOZOTOWN」の知名度を生かして展開し、月間利用者数も増えていたが、売上高が目標に達さなかった。
ZOZOフリマは15年12月にローンチ。「出品手数料無料」「ZOZOタウンで利用できるZOZOポイント交換可能」などをうたい、利用者にアピールしていた。
だが2017年3月期第3四半期(16年4〜12月)の決算短信によると、取扱高は6億6600万円だったのに対し、同社としての売上高はほぼなかったもようだ。
フリマアプリ市場には多くのプレイヤーが参入しているが、シェア9割を握るのはダウンロード数4000万突破、月間の流通額100億円超の「メルカリ」。「ヤフオク!フリマ出品」「FRIL」「ラクマ」が追いかけているものの、独走を許している状態だ。「LINE MALL」や「楽天オークション」など終了するサービスも多く、生き残り競争が激化している。
メルカリ、初の黒字化 売上高は100億円を突破
日本の起業家ランキング、メルカリ山田社長が3年連続1位に輝き殿堂入り
楽天、フリマアプリ「FRIL」を買収 C2C事業の拡大狙う
メルカリ、「スマオク」運営会社を買収
メルカリ、84億円を調達 事業拡大に活用Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング