マツキヨ全店舗がdポイント対応 18年4月からマーケティングでも協力

» 2017年08月30日 17時09分 公開
[ITmedia]

 NTTドコモとマツモトキヨシホールディングスは8月30日、ポイントサービスの分野で協業すると発表した。ドラッグストアチェーン「マツモトキヨシ」の店舗が「dポイント」に対応するほか、両社のポイント会員基盤を生かしたマーケティング施策なども展開していく。

 2018年4月から、全国約1560店のマツモトキヨシ店舗で「dポイントカード」を提示した顧客に対し、購入額100円(税別)ごとに1ポイントを付与する。クレジットカードの「dカード」で決済した場合は100円ごとに3ポイントを提供する。1ポイント1円として、購入時にためたポイントを使用することも可能。

photo マツキヨ全店舗がdポイントに対応する

 現時点で、ドコモの「dポイントクラブ」会員は約6230万人、マツモトキヨシの「マツキヨポイント」会員は約2500万人。両社は今後、両ポイントサービス会員の購買データ、性年代などの属性データ、アンケートデータの分析を進め、顧客の属性に即した商品をEメールやアプリで提案するなどの施策を行う予定。

 また、こうした施策は、法人向けマーケティングソリューションとして他社に提供することも検討していくという。

photo マーケティング分野での協業のイメージ

 両社はこのほか、インターネット通販(EC)サイト「マツモトキヨシオンラインストア」のキャリア決済への対応なども含め、お互いの強みを生かした施策を継続的に検討していくとしている。

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