これが三菱の新「エボリューション」 東京モーターショーに出展「e-EVOLUTION CONCEPT」(1/2 ページ)

» 2017年10月06日 11時37分 公開
[ITmedia]

 三菱自動車は、コンセプトカー「e-EVOLUTION CONCEPT」を東京モーターショー(10月25日〜11月5日、東京ビッグサイト)に出展する。「これからの三菱自動車のクルマづくりの方向性を示唆する」という。

photo e-EVOLUTION CONCEPT

 三菱自の「エボリューション」といえば「ランエボ」こと「ランサーエボリューション」を思い起こさせるが、「e-EVOLUTION CONCEPT」はクロスオーバーSUV(スポーツタイプ多目的車)型の電気自動車(EV)。同社が持つEV技術と、4WDなどSUVノウハウを融合。さらに人工知能(AI)を搭載しているのが特徴だ。

 大きなトルクを生む小型・高性能モーターと、大容量の駆動用バッテリーを搭載し、街中から高速道路、アップダウンのあるワインディングまで、さまざまな状況でEVらしい力強く滑らかで静かな走りを実現すろという。フロントにモーター1機、リアに新開発の「デュアルモーターAYC(Active Yaw Control)」を搭載するトリプルモーター方式による4WDシステムを採用している。

 車載AIは、多くのセンサーで刻々と変化する道路環境や交通状況を認知し、その瞬間のドライバーの操作から意思を的確に読み取ることで、安全なドライビングをアシスト。また運転技量が向上するよう、コーチ役になる機能も持つ。

 クーペ型SUV「エクリプス クロス」も展示するほか、スマートスピーカー「Google Home」「Amazon Echo」を活用し、音声認識でヘッドライトの点灯や車内の温度調節などを操作するデモンストレーションを行う。

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