日本経済新聞社は10月6日、11月1日から「日本経済新聞」の月決め購読料を値上げすると発表した。配送・制作コストが増加したためで、朝夕刊セット版を4509円(以下税込)から4900円、全日版を3670円から4000円、朝刊の1部売りを160円から180円に引き上げる。
宅配サービスと「日経電子版」を組み合わせた「日経Wプラン」は、セット版を5509円から5900円、全日版を4670円から5000円に引き上げる。夕刊の1部売り(70円)と日経電子版単体(4200円)の価格は据え置く。
同紙の値上げは1994年以来23年ぶり。今回は、物流事業者の人手不足によって配達費が高騰したほか、印刷設備への投資額が膨らんだため値上げに踏み切った。
日本経済新聞社は「クオリティーの高い新聞を皆さまにお届けしていくためには、価格改定をお願いせざるを得ないと判断した」と説明している。
今後はより付加価値の高い情報発信に注力するとしており、11月から新連載や別刷り特集の開始を含めた紙面改革を進めるという。
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