BMW、新型「X3」発表 ミッドサイズSUVを刷新3代目登場(1/3 ページ)

» 2017年10月19日 15時57分 公開
[ITmedia]

 BMW日本法人は10月19日、スポーツタイプ多目的車(SUV)「X3」の新型を発表した。同日から受注し、納車は12月から。価格は639万円〜710万円(税込)。

photo 新型「X3」

 プレミアムミッドサイズSUVをフルモデルチェンジ(現行モデルは2010年発表の2代目)。前後50:50の重量配分とサスペンション、4輪駆動(xDrive)により、悪路でも安定した走行性能と快適性、安全性を高い次元で両立しているという。

 フロントはキドニーグリルを大型化した上、六角形のヘッドライト、ワイドでスポーティーな印象を強調するエアインレットを採用。側面に新採用したエアブリーザーは、空気抵抗の低減に加え、デザイン面でもアクティブさを強調している。

 当初導入されるのは、2リッター直列4気筒ディーゼルエンジン(190PS、400Nm)を搭載する「xDrive20d」と、2リッター直列4気筒ガソリンエンジン(184PS、290Nm)の「xDrive20i」の2種類。海外で発表されている、3リッター直列6気筒ガソリンエンジン搭載の高性能モデル「M40i」は含まれていない。

 安全機能・運転支援システムもアップデート。ステレオカメラとミリ波レーダーによる「ドライビング・アシスト・プラス」では、高速走行時に車線中央付近を走行しやすいよう、ステアリングに操舵力を加える「ステアリング&レーン・コントロール・アシスト」や、隣車線の車が自らの車線に入ってくるなどして側面衝突の危険性が高まった場合にステアリング操作に介入する「アクティブ・サイド・コリジョン・プロテクション」などを搭載する。

 xDrive20dのボディーサイズは4720(全長)×1890(全幅)×1675(全高)ミリ、重量は1860キロ。

 標準モデルに加え、「xLine」「M Sport」の2つのデザインラインが設定される。価格(税込)はxDrive20iが639万円〜687万円、xDrive20dが662万円〜710万円。

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