食品販売の紀ノ国屋は12月20日、菓子「紀ノ国屋 コーンポタージュせん」を自主回収すると発表した。別の菓子「紀ノ国屋 えび誉」の一括表示シールを誤って貼り付けたためで、実際と異なる価格が記載されていたほか、アレルギー表示に漏れがあったという。
回収の対象となるのは、11月11日〜12月19日に市場に出回った商品で、個数は最大341個。本来の価格は410円だが、シールの貼り付けミスによって540円で販売されていた(価格はともに税込)。
表示が漏れていたアレルゲンは「乳」「小麦」「大豆」「鶏肉」――の4種類。同社は既に本件を保健所に届け出た。20日時点では、健康被害の報告はないという。
当該商品を購入した顧客は、商品またはレシートと引き換えに、店舗で返金措置が受けられる。
紀ノ国屋は「お客さまにご心配、ご迷惑をおかけしたことを深くおわびする」と謝罪。今後は再発防止策を徹底するとしている。
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