「におい展」で、どんなモノを嗅げるの? 吐いてしまった人も池袋PARCOで開催

» 2018年01月10日 12時25分 公開
[ITmedia]

 「カメムシ」「腐豆腐」「シュールストレミング」――普段は嗅ぐ機会はないが、嗅いでみたい臭いを体験できるイベントが東京に上陸する。

 テレビ愛知が母体となる、におい展実行委員会は1月12日、激臭から美臭までさまざまな臭いを楽しむことができるイベント「におい展」を東京都の池袋PARCOで開催する(2月25日まで)。入場料金は800円(税込)。

photo 「におい展」が東京に上陸

 2016年に愛知県の名古屋PARCOで同イベントを開催。約2カ月で2万人以上の来場者を集めるなど、好評だったことから東京でも開催する運びとなったという。

 「これまで臭いに関するイベントはありそうで、ありませんでした。純粋に面白そうだと思い、企画しました」(におい展実行委員会)

 用意する臭いは約50種類。カメムシ、加齢臭、腐豆腐、足などの不快な臭いに加え、さわやかな気分になれる香料も体験できる。また、入場するまで内容が分からない「本能を刺激する男女の??」と題した臭いも用意している。

photo カメムシの臭いを用意
photo 中国や台湾などで食べられている「臭豆腐」
photo 世界で最も高価といわれる香料「イリス」

 同実行委員会によると、用意した中で最も“キツい”臭いは、バラエティー番組の罰ゲームなどでも使われるニシンの缶詰「シュールストレミング」だという。

 「名古屋で開催したとき、シュールストレミングの臭いを嗅いで吐いてしまった人もいました。健康を害することはありませんが、耐性のない人は気を付けてください」(同)

photo ニシンの缶詰「シュールストレミング」。名古屋での開催したときには、吐いてしまった人いたほど強烈な臭いを放つ

 今回のイベントでは、より多くの人が楽しめるように激臭だけではなく、季節の臭いやカレーの臭い、アロマなど「良い臭い」も多めに用意したとのこと。嗅覚が敏感な人でも楽しめるようだ。

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