スターバックス コーヒー ジャパンは2月15日、オフィスコーヒーに本格参入すると発表した。コーヒーマシンを提携企業に貸し出し、店舗と同じ風味のドリンクを提供する「We Proudly Serve Starbucks」を始める。出店が難しかった小規模商圏でもドリンクを提供し、顧客との接点を拡大する。
同様の取り組みは企業のオフィス限定で2016年から開始し、現在オムロンヘルスケアなど5社が導入している。新たに社員食堂・レジャー施設・ホテルなどに配置できるエリアを拡大し、より多くの顧客にドリンクを届けていく。
マシンで作れるドリンクは、カフェラテ(スターバックス ラテ)、エスプレッソ、カプチーノ、カフェモカ、アメリカーノ――など10種類。ボタンを押すだけで抽出し、入れたてのコーヒーが味わえるという。温度はホットのみ対応する。
スタバは導入企業から、機材のリース料と豆類・カップ類などの代金を得る仕組み。具体的な金額は非公開。今後5年間で500カ所への導入を目指す。
同社は「店舗以外の身近な場所でもコーヒーを楽しめる環境を生み出し、顧客のライフスタイルをより豊かにしたい」(広報担当者)と話している。
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