ディー・エヌ・エー(DeNA)は2月22日、ライブ動画配信サービス「Mirrativ(ミラティブ)」事業を、ベンチャーの「エモモ」(東京都世田谷区)に3月30日付で売却すると発表した。売却額は8億6000万円。
エモモは今月創業し、DeNAで同事業のプロデューサーを務めた赤川隼一氏が社長に就いた。赤川氏は2012年に28歳でDeNAの史上最年少執行役員に就任した後、その座を辞して同サービスを立ち上げた経緯がある。
エモモの資本金は100万円。会社分割の効力発生日までに第三者割当増資を実施し、他社から支援を募る予定という。3月下旬には「株式会社ミラティブ」に社名変更する予定。
Mirrativは15年8月のリリース後、ゲーム実況動画の配信手段として定着している。DeNAは「より一層の成長を図ることを目的に、同事業を承継する」と説明している。
Mirrative運営側は22日に公式tumblrを更新し、「運営会社が変わっても、ミラティブ運営メンバーはこれまでと変わらず、利用してくださるみなさまの声を聞きながら、運営いたします」とコメント。3月中に運営側とユーザーが交流する“オフ会”を開く計画もあるという。
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