ディー・エヌ・エー(DeNA)は12月21日、住まいなどに特化したまとめサイト運営子会社「iemo」を2018年3月1日付で吸収合併すると発表した。合併で、同社は解散する。DeNAがキュレーション事業に参入する際に買収したが、著作権侵害などが指摘された一連の問題を受け、16年12月から全記事を非公開にしたままになっている。
iemoは非公開のまま
iemoは13年設立。17年3月期には2億8800万円の債務超過だった。
旅行情報に特化したまとめサイト「Find Travel」運営会社と、無人タクシーの実用化を目指して設立した「ロボットタクシー」も同日付で吸収合併する。合併理由は「グループ経営の効率化を図るため」としている。
Find Travelも非公開のまま
- DeNA、まとめサイトは「再開難しい」
「WELQ」などを運営するキュレーションメディア事業が問題になったディー・エヌ・エー(DeNA)。サイトの閉鎖はどのような影響があったのか、今後のDeNAはどのような体制になるのか――決算会見で守安功社長と南場智子会長が語った。
- 「ベンチャーは免罪符ではない」DeNAは何を誤ったのか
DeNAが行っていたキュレーション事業は何が問題だったのか。DeNAは3月13日、第三者委員会の調査報告書を公開。同日、第三者委員会が東京・渋谷で記者会見を行い、同事業の問題点、原因分析、再発防止策の提言について説明した。委員長は「永久ベンチャーは免罪符ではない」と語った――。
- 「事業再開は白紙」DeNAの2時間会見
DeNAは3月13日、キュレーションメディア事業についての記者会見を行った。守安功代表取締役社長、南場智子代表取締役会長、小林賢治執行役員が出席し、把握している問題点、今後の対応、関係者の処分、事業再開のめどなどについて語った。記者からの質問は相次ぎ、会見は2時間にわたった――。
- 画期的な発明をした『WELQ』の落とし穴
デタラメの医療情報を流していた『WELQ』の問題が、いまだ終息していない。「専門家による監修のないまま、根拠が不明確な医療関連記事を載せていた」ということだが、WELQのどこに問題があったのか。多くの人が、さまざまな見解を述べているが……。
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