NTTドコモは3月19日、同日付でニューヨーク証券取引所(NYSE)における米国預託証券(ADR)の上場廃止を通知したと発表した。4月13日には上場廃止が完了する予定。
外国人投資家の日本市場での株式取引が大幅に増加したことや、日米における開示や内部統制に関する規制の差異解消が進展したことなどを考慮した結果、「上場を継続する意義が薄れた」と判断したという。
米国におけるADRプログラムは今後も継続する予定。米店頭市場での同社ADR取引は引き続き可能となる見込み。
同社の財務諸表やその他の情報についての英文による開示も継続し、外国人投資家らに対する適切な情報提供に引き続き努めていくとしている。
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