下北沢に電子地域通貨 飲食店やイベントで支払いに活用「シモキタコイン」設立

» 2018年03月26日 16時11分 公開
[中澤彩奈ITmedia]

 パイプドHD子会社で電子地域通貨プラットフォームを手掛けるエルコインは3月26日、子会社「シモキタコイン」を設立した。東京・下北沢で行われるイベントや商業施設、飲食店などで利用できる電子地域通貨を発行する。

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 エルコインが運営するプラットフォーム上で電子地域通貨を発行。導入に必要な初期費用や決済手数料を抑えられるため、小規模店舗でも手軽に導入できる。

photo 子会社「シモキタコイン」設立を発表

 下北沢の商店街ではハードルが高かったポイントシステムも低コストで提供。ポイント利用による再来店の促進や、スマートフォンを活用し、路上ライブでの投げ銭といった新しい使い方の創出も目指す。

 パイプドHD子会社のアイラブは「下北沢カレーフェスティバル」などのイベントを開催しており、両社で協力しながら地域通貨の普及と下北沢の活性化に取り組む。

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