スマートフォンゲーム開発のアクセルマークとKLabは3月28日、資本・業務提携を結んだと発表した。アクセルマークが実施する約3億5000万円の第三者割当増資をKLabが引き受け、株式の4.7%を取得する。競争が激化するオンラインゲーム市場で高品質なゲームを提供するため、役割分担しながらゲームを共同制作していく。
アクセルマークはモバイルゲームの開発・運営、KLabはゲームの企画と人気IP(知的財産)のゲーム化権獲得に強みを持つ。ノウハウを生かし、現在はアクセルマーク子会社のアクセルゲームスタジオとKLabが、人気コミックをゲーム化した「幽☆遊☆白書 100%本気(マジ)バトル」を共同開発している。
アクセルマークは調達した資金を新規タイトル開発に充当する方針で、今後も2社で大きな投資が必要な案件に取り組むとしている。
アクセルマークは「本業務提携は(3月に参入した)DApp(ブロックチェーンを活用した分散型アプリケーション)分野にも効果があると考えている」、KLabは「共同開発を進めることで、品質でオリジナリティに富んだ魅力的なゲームのラインアップを拡充する」とそれぞれコメントしている。
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