レクサス「LC」の特別仕様車、その鮮やかな青の秘密国内累計50万台(1/3 ページ)

» 2018年04月05日 15時06分 公開
[ITmedia]

 トヨタ自動車は4月5日、高級車ブランド「レクサス」の国内累計販売台数が3月末で50万台を達成したと発表した。これを記念し、フラッグシップクーペ「LC」の特別仕様車「Structural Blue」を発売した。

photo 鮮やかな青が目を引く特別仕様車「Structural Blue」

 海外で先行していたレクサスは2005年、“上陸”する形で国内販売をスタート。現在は11車種を展開している。

 「LC」の特別仕様車「Structural Blue」は、「ストラクチュラルブルー」と名付けた独自の鮮やかな青のボディーカラーをまとう。

 この色は、南米に生息するモルフォチョウの羽から着想を得た「構造発色」という原理を応用したものだという。モルフォチョウの羽は無色だが、光を受けると特定の波長だけが反射・強調される構造になっており、人間の目には青く輝いて見える。銀色のCDが角度によって虹色に輝くのと同じだ。

 特別仕様車には、15年かけて再現したという自動車用の構造発色性顔料を採用。「光の反射により、圧倒的な鮮やかさと強い輝き、深みのある陰影を実現し、ボディの抑揚を美しく際立たせる」という。

 特別仕様車はLC500h/LC500がベース。価格(税込)は1475万円〜1525万円。

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