5月1日の東京株式市場で、ヤフー(東証1部)の株価が急落。終値で前営業日比65円安(-14.44%)の385円を付け、年初来安値を更新した。
ヤフーは前営業日の4月27日、2017年度通期(18年3月期)の連結決算を発表し、18年度業績見込みについて言及。売上収益は17年度を上回るとするも、営業利益については引き続き積極投資を実施していくため1300〜1400億円(17年度営業利益は1858億円)と減益を予想した。これを受けて売りが優勢となったとみられる。
18年度以降は「eコマース(物販)」、「インターネット広告」、「モバイルペイメント」の3つの領域で業界ナンバーワンになることを目指すため、引き続き大胆な積極投資を行っていくという。
ヤフーは17年度に販売促進活動費として560億円に上る費用を投下したことやデータドリブン化に向け追加投資を実施したことで、営業利益が前年度比3.2%減となる1858億円にとどまっていた。
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