日本たばこ産業(JT)は5月1日、加熱式たばこ「Ploom TECH(プルーム・テック)」の全国販売を6月4日から始めると発表した。当初はたばこ店で取り扱い、7月2日からコンビニなどにも拡大する。これまで東京都や北海道など10都道府県でのみ販売していたが、製造設備の稼働が安定し、供給能力が一定の水準に達したため、全国販売に踏み切る。
全国販売するのは、プルーム・テック本体にUSBチャージャー、ACアダプター、キャリーケースが付属した「プルーム・テック・スターターキット」(税込4000円)のほか、専用たばこカプセル「メビウス・フォー・プルーム・テック」のレギュラー、メンソール、アロマなど5銘柄(各税込460円)。
全国販売により、2020年末までに日本の加熱式たばこ市場でのシェア40%獲得を目指す。
日本の加熱式たばこ市場では、16年4月に米Philip Morris International(PMI)の「IQOS(アイコス)」が他社に先駆けて全国販売を開始。次いで英British American Tobaccoが17年10月に加熱式たばこ「glo(グロー)」の全国販売を始めている。
プルーム・テックは、16年3月に福岡県の一部店舗限定で発売。その後、都内などに販売エリアを拡大した。18年4月時点で、累計販売数は200万台。
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