しかしながら、現在のクラウドワークの例を見るまでもなく、副業の世界は楽なものではない。
その副業を欲しがる会社の立場で考えてみるとあたりまえのことだが、コスト削減のために依頼することが大半だ。副業として手伝ってほしいと思うということは、やはり、臨時の発注でしかない。
私も会社を経営している身だが、副業の人たちに仕事を発注するとなると、やはり「イレギュラーの仕事」の域を出ない気がする。
それでも、自分の可能性を考え、「もっと稼げるはずだ。もっと違う世界があるはずだ」と思う人は、自分を独立したビジネスマンだと思えば普通のこと。どんどんチャレンジしてほしい。
自分の可能性を考えた場合、今の仕事でいいのかどうか、まず自分自身の棚卸しを行ってみよう。次の質問について考えてみよう。
「今の会社を辞め、再度、現在の上司(または社長)のところに出向き、これからは1年契約で仕事をしたいと申し出たとする。年収はいくらで提示されるだろうか?」
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