ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイは5月21日、10月1日付で社名を「ZOZO(ゾゾ)」に変更すると発表した。設立20周年を迎えたことを機に、プライベートブランド(PB)「ZOZO」と社名を統一して認知度とブランド力を高め、グローバル展開をさらに進める狙い。
6月26日開催の定時株主総会を経て正式決定し、ロゴなどの詳細を順次発表する。データ分析を手掛ける子会社「スタートトゥデイテクノロジーズ」は、「ZOZOテクノロジーズ」に社名を変える予定。
「ZOZO」には、「新しい価値を生み出す、想像(Imagination)と創造(Creation)の行き交い」との意味が込められている。社名変更に先駆けて認知度調査を実施したところ、「ZOZOTOWN」の認知度は93.1%に上った一方、「スタートトゥデイ」の認知度は19.6%にとどまっていたという。
スタートトゥデイは4月27日、採寸用ボディースーツ「ZOZOSUIT」の新型を発表。センサーを内蔵せず、全体に施された水玉模様のマーカーをスマホでスキャンすることで、体のサイズを測れる仕様にしていた。
「ZOZOSUIT」刷新後のPB商品については「お客さまから非常に良好な反応をいただいている」とし、「今後、『世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。』という企業理念の実現に向け、グローバル展開を進めてまいります」としている。
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