トヨタ、新型車「カローラ スポーツ」発売 クルマの楽しさ追求「コネクティッド」全車標準に(1/5 ページ)

» 2018年06月26日 17時46分 公開
[ITmedia]

 トヨタ自動車は6月26日、新型車「カローラ スポーツ」を発売した。スポーティーなデザインと世界で磨いた走行性能に加え、全車標準装備した車載通信端末により、さまざまな「コネクティッド」サービスを利用できるのが特徴だ。価格は213万8400円〜268万9200円。

photo 新型車「カローラ スポーツ」

 1966年に誕生した「カローラ」に新顔が登場。TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)プラットフォームの採用で、低重心かつワイドなスポーティシルエットを実現している上、フロントの「カローラ」エンブレムも一新し、新世代を感じさせるデザインに仕上げた。5大陸、延べ100万キロの走行試験で鍛えた走りも売りだ。

 パワートレインは全体で122PSを発揮する1.8リッターエンジン&ハイブリッドシステムと、116PS、185Nmを発揮する1.2リッター直噴ターボエンジン。ガソリンターボ・CVT車には10速スポーツシーケンシャルシフトマチックを採用することで走りを楽しめるほか、8月にはインテリジェント マニュアルトランスミッション(iMT)搭載車も発売する予定だ。

 ボディーサイズは4375(全長)×1790(全幅)×1460(全高)ミリ(ホイールベース2640ミリ)、車両重量は1400キロ。最小回転半径は5.1メートルと、Cセグメントハッチバックでトップクラスの取り回しの良さを実現している。

 サスペンションはフロントにマクファーソンストラット、リアにダブルウィッシュボーンを採用。新開発のアブソーバーで上質な乗り心地と操舵応答性を両立しているという。また、リニアソレノイド式AVSをトヨタブランドのFF(前輪駆動)車として国内初採用。路面や走行状況に応じて瞬時に4輪それぞれの減衰力を切り替え、高級車並みの快適な走りを実現した。

 車載通信機を全車に標準搭載し、「T-Connect」サービスを3年間無料で提供。安全・安心サービスや、メンテナンス情報をリモートから確認する機能、スマホアプリから目的地登録できる「LINEマイカーアカウント」などを利用できる。

 月販目標は2300台。

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