ガンホー・オンライン・エンターテイメントは6月27日、ゲームアプリ「妖怪ウォッチ ワールド」(iOS/Android)の提供を始めた。位置情報を活用したAR(拡張現実)ゲームで、「ジバニャン」などの妖怪が現実世界を模した3Dマップに出現する。妖怪とバトルしたり、仲間にしたり、育成したり――といった遊び方が可能で、特定の場所にしか出現しない“ご当地妖怪”も登場する。
ダウンロードは無料だが、一部アイテムは有料。「妖怪ウォッチ」を生み出したゲームソフト開発のレベルファイブ(福岡市)とガンホーが共同開発した。
ユーザーは自ら現実世界を移動しつつ、ゲーム内のマップを「サーチ」することで妖怪を探せる。出現した妖怪アイコンをタップするとバトル画面に遷移する。バトルはセミオート形式だが、チャンスの時に「ひっさつわざ」を繰り出したり、ピンチの時にアイテムで援護したりできる。
勝利した場合は、倒した妖怪が仲間に加わる場合がある。仲間にした妖怪を育て、別の妖怪と戦わせることも可能だ。強力な妖怪とバトルできる「降臨ボスイベント」も開催予定。
他のユーザーに妖怪を“憑依”させられる仕組み「ヒョーイ」も導入。位置情報を基に自分の周囲にいるユーザーを表示し、仲間の妖怪を取りつかせると、妖怪はそのユーザーと一緒に移動。遠隔地の妖怪を連れてきたり、お土産を持ち帰ったりするという。
この機能を使用した場合も、他のユーザーに位置情報が伝わることはない。設定を変更することで、「ヒョーイ」を承認制にしたり拒否したりすることも可能。
現在いる場所や、「ヒョーイ」で妖怪が訪れた場所には「妖怪の木」と呼ぶアイテムを植えられる。木の周囲には妖怪が集まってくるため、新たな仲間をゲットしやすくなるという。
今後は、ガンホーの人気タイトル「パズル&ドラゴンズ」との連携や、NTTドコモやファミリーマートとの異業種コラボを予定しているという。
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