拡大に動いてきた家電量販店各社だったが、旧来モデルからの脱皮を模索しつつ、まだ明確な将来戦略を描き切れていないように見える。ニトリも同じく住宅事業に乗り出している。中古住宅にニトリの家具をセットで販売しようというものだ。住宅と家具でシナジー効果を生むかもしれないが、家電は住宅とシナジーを生むだろうか。
あるいは、酒類、日用品、食料品といった領域には、ドン・キホーテという先人がいる。同社はプライベートブランドを日用品領域で多数展開する。この勢力に拮抗できるだろうか。
または、ネット販売で、ヨドバシカメラは奮闘している。しかし、他の家電量販店はアマゾンの独走に対抗できるだろうか。
そして、そもそも私たちは家電量販店に何を求めているだろうか。
ヨドバシの接客力を支える「すごい教育」
ヤマダ電機とビックカメラ、“経営がうまい”のはどちらか
急成長する「伝説のすた丼屋」 模倣を難しくしている独自の調理法と秘伝のタレ
スーパーでよく聞く「ポポーポポポポ」 18年たっても愛される理由
行列ができるまでに復活! 「東京チカラめし」の反転攻勢Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング