平台が外周から店の中央部に移動することで、もともとそこにあったゴンドラは撤去されることになる。平台はゴンドラと比べて収容できる商品の量が少ないため、店舗全体で見ると店舗内の商品数が減ってしまう。
瀬藤氏は「平台が登場したことで、ゴンドラが15センチ高くなった」と説明する。ローソンでは、ゴンドラを高くすることで撤去した分を補っていたのだ。もちろん、ゴンドラが高くなった理由はほかにもいくつかあるのだが、平台は大きな要因の1つなのだ。
コンビニにおける店舗内のレイアウトやゴンドラの設計には高度な計算が反映されているのだが、アイスを入れる平台の登場は、私たちが想像する以上の大きな影響を与えていたのである。
「ローソン外国人店員研修」で500人育てた「カリスマママ教官」の愛のムチ
100人超の社員と約280社を巻き込んだローソンの「発注改革大作戦」
スーパーでよく聞く「ポポーポポポポ」 18年たっても愛される理由
メーカーから依頼殺到 お客が思わず引き寄せられる試食販売の世界
生ビールが飲める“居酒屋コンビニ”発見! これがセブンの目指す道?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング