米Starbucks(スターバックス)は8月28日、スイスの食品大手Nestle(ネスレ)にスターバックス商品を世界的に販売する永久ライセンスを付与する契約を結んだ。ライセンス額は71億5000万ドル。ネスレはスターバックスのコーヒーなどをスタバ店舗外で販売することが可能になる。
対象は焙煎コーヒーやインスタントコーヒーなどの既存スターバックス商品。ネスレは提携で、北米のコーヒービジネス事業を強化する。ネスレの世界中に広がる販売チャネルを活用し、スターバックス商品のグローバル展開も促す。
対象となるブランドはStarbucksとSeattle's Best Coffee、TeavanaTM/MC、Starbucks VIA Instant、Torrefazione Italia coffee、Starbucks-branded K-Cup pods。スターバックス店内で販売されている商品などは対象外になる。
Starbucksのケビン・ジョンソンCEO(最高経営責任者)は「今回の提携はスターバックスの企業成長にとって重要な戦略的マイルストーンだ」とコメントしている。
Nestleのマーク・シュナイダーCEOは「世界で最もアイコニックなコーヒーブランドであるStarbucksとNescafe、Nespressoで力を合わせていく。さらなる成長機会を得る道を切り開くだろう」と意気込む。
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