トヨタ「シエンタ」マイナーチェンジ 2列シート車を新設定アウトドアや車中泊に(1/3 ページ)

» 2018年09月11日 14時07分 公開
[ITmedia]

 トヨタ自動車は9月11日、ミニバン「シエンタ」をマイナーチェンジし、発売した。デザイン変更で質感を高めたほか、アウトドアや車中泊に活躍する2列シート車を新たに設定した。価格(税込)は177万6600円〜253万2600円。

photo マイナーチェンジした「シェンタ」

 5ナンバーサイズの3列シートミニバンだったシエンタに2列シート車「FUNBASE X」「FUNBASE G」を新設定。2列目シートを倒すと、フラットで最大荷室長2065ミリのラゲージルームを実現。デッキサイド両側にはユーティリティホールを9個ずつ備え、オプションのユーティリティフックやシステムバーと組み合わせることで荷室の使い方ができる。2列シート車の価格は177万6600円〜234万360円。

 エクステリアは、トレッキングシューズをイメージしたというアクティブで斬新なデザインを継承しながら、フロントバンパー、フロントグリル、ヘッドランプ、リヤランプ、ホイールキャップの意匠を変更し、質感を高めた。ボディーカラーとして新たにツートンを全6色設定した。

 アクセルとブレーキを踏み間違えた際に障害物を検知して自動でブレーキをかける「インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ<静止物>)」、歩行者(昼間)検知機能を追加した「Toyota Safety Sense」を新設定。後席への荷物の置き忘れを通知する「リヤシートリマインダー」を日本で初採用している。

 月販目標台数は7600台。

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