米Microsoft共同創業者のポール・アレン氏が死去、65歳ゲイツ氏と創業

» 2018年10月16日 12時40分 公開
[ロイター]
photo 10月15日、米マイクロソフトの共同創業者、ポール・アレン氏(写真)が死去した。2014年2月、米ニュージャージー州のめっトライフ・スタジアムで撮影(2018年 ロイター/Mark J. Rebilas)

[15日 ロイター] - 米マイクロソフトの共同創業者、ポール・アレン氏が15日、死去した。65歳だった。同氏の家族が明らかにした。同氏は10月上旬、悪性リンパ腫の一種である非ホジキンリンパ腫の治療を開始したと発表していた。

シアトルで生まれたアレン氏は、ワシントン州立大学を2年で中退し、高校時代からの友人だったビル・ゲイツ氏と1975年にマイクロソフトを創業した。83年に同社を退社した後、86年に自らの個人資産を運用する投資会社バルカン・キャピタルを設立した。

フォーブス誌による2018年の世界長者番付では、資産額205億ドルで44位。スポーツ分野への投資でも知られ、米プロバスケットボール協会(NBA)のポートランド・トレイルブレイザーズ、ナショナル・フットボールリーグ(NFL)のシアトル・シーホークス、米メジャーリーグサッカー(MLS)のシアトル・サウンダーズFCのオーナーを務めた。

マイクロソフトのサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)は「ポール・アレン氏の当社、業界、コミュニティーに対する貢献はなくてはならないものだった」との声明を発表した。

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