トヨタ、新型「カローラ セダン」世界初披露 19年発売、ワゴンも「つながる」機能も(1/4 ページ)

» 2018年11月16日 12時42分 公開
[ITmedia]

 トヨタ自動車は11月16日、新型「カローラ」のセダンモデルを中国・広州国際モーターショーで世界初披露した。今年発売したハッチバックモデルと同様、プラットフォームの一新で走りの性能を向上。車載端末を活用したコネクテッドサービスも提供する。

photo 新型カローラ セダン(スポーティーモデル)

 アクティブさを強調するスポーティーモデルと、上質感を押し出すプレステージモデルをラインアップ。スポーティーモデルは中国で「レビン」として投入するほか、北米、日本などでも販売。プレステージモデルは中国や欧州などで展開する。

 国内では2019年、スポーティーモデルをベースに日本の事情に最適化した専用仕様のセダンとワゴンを発売する計画だ。

photo 9月に欧州で披露された新型カローラ ワゴン

 1966年に初代を発売したカローラは、新モデルで12代目。「Toyota New Global Architecture」(TNGA)に基づき刷新し、走りや乗り心地、静粛性、安全性能を大幅に向上させたという。

 エクステリアはTNGAプラットフォーム採用による低重心でスポーティーなデザイン。インテリアはシンプルかつ開放感のある上質なデザインを追求したという。

 ボディーサイズは4640(全長)×1780(全幅)×1435(全高)ミリ。現行モデルからそれぞれ全長で10ミリ、全幅で5ミリ拡大した一方、全高は45ミリ低くなっている。ホイールベースは2700ミリで変わらない。

 パワートレーンはTNGAの新型「2.0L Dynamic Force Engine」や「Direct Shift-CVT」、6速MTなど地域のニーズに合わせて様々に設定。90以上の国・地域に最新のハイブリッドモデルを投入する計画だ。

 車載通信システム「DCM」(Data Communication Module)を標準搭載することで、ネットワークを活用した安全・安心サービスなどを提供。米国ではApple CarPlayやAmazon Alexaとの連携機能も利用できる。

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