トヨタ、「プリウス」マイナーチェンジ コネクティッドカーに進化、デザイン刷新安全機能も強化(1/2 ページ)

» 2018年12月17日 14時36分 公開
[ITmedia]

 トヨタ自動車は12月17日、ハイブリッドカー「プリウス」をマイナーチェンジし、発売した。内外装を「プリウスの特徴である先進的なイメージを継承しつつ、親しみやすく、より知的で洗練された」デザインに変更したほか、自動車向けの通信モジュール「DCM」(Data Communication Module)を全車に標準装備し、コネクティッドサービスを提供可能にした。

 税込価格は251万8560円〜347万8680円。月販目標台数は6600台。

photo トヨタが「プリウス」をマイナーチェンジ

 エクステリアは、グリル、バンパー、ランプ類などの意匠を変更し、“踏ん張り感”のあるシルエットを採用。ホイールのデザインも変更し、17インチアルミホイールには樹脂加飾部にチタン調の塗装を施した。15インチアルミホイールにはツインスポーク形状を採用し、奥行き感のあるデザインとした。

 外板色には「ブルーメタリック」「エモーショナルレッドII」を新たに加え、全9色展開とした。

 インテリアは、インストルメントパネルやフロントコンソールトレイにブラック加飾を採用し、上質かつ落ち着いたデザインとした。フロントコンソールトレイ内に備えた、スマートフォンをワイヤレス充電できるスペースも拡大し、大型の端末に対応させた。

 コネクティッドサービスは、「T-Connect」サービスを3年間無料で提供。最適な走行ルートをオペレーターに設定してもらったり、オイル量などメンテナンス状況についてスマホで確認したり、LINEのトークを使ってナビ目的地設定やガソリンの残量確認をしたり──といったことができる。

 安全機能も強化し、昼間の歩行者も検知可能な衝突回避支援機能「プリクラッシュセーフティ」(ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)、車線逸脱の回避を支援する「レーンディパーチャーアラート」などを含む予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備した。

 後方左右から接近した車両を検知する「リヤクロストラフィックアラート」もオプション設定した。

photo 「プリウス」各グレードと価格
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