眼鏡店「Zoff」を運営するインターメスティックは1月15日、シニア層向けの眼鏡型拡大鏡「Zoff DECA(ゾフデカ)」シリーズを発表した。1月23日〜2月19日に伊勢丹新宿店(東京都新宿区)内に設ける特設店舗で先行販売し、今春にも全国展開する計画。ブランド名は“小さなものがデカく見える”ことなどに由来する。
価格を税別7000円と抑えたほか、ゆがみの少ない非球面レンズを採用するなど眼鏡店ならではの工夫を施した点が強みで、先行する「ハズキルーペ」(Hazuki Company製)に対抗する。
Zoffがオープンした2001年に“若者”だったユーザーが40〜50代に差し掛かってきたことや、店舗を訪れるシニア世代の顧客から「拡大鏡がほしい」といった要望が多かったことを踏まえ、開発・販売を決めた。発売後は通常の眼鏡と同様、実店舗での修理などアフターサービスも行っていく方針。
レンズには非球面タイプを採用したほか、サイズを大きくして広い視野を確保。汚れや反射を防止するコーティングも施した。フレームは顔になじみやすいデザインとしつつ、可動・着脱式のノーズパッドを採用し、パッドを外すことで眼鏡の上から重ね掛けできる仕様とした。重量が計30グラムと軽量で、長時間使用しても疲れにくい点も特徴。
拡大率は、1.6倍と1.8倍の2種類を用意。デザインは、テンプル(つる)の外側・内側で異なる配色を施した「バイカラー」、テンプルに迷彩柄・ヒョウ柄のプリントを施した「パターン」、単色の「スタンダード」の3種類で、ファッション性の観点からも競合製品との差別化を図っていく。眼鏡スタンドにもなる専用ケースも付属する。
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