日本を訪れる外国人旅行者、いわゆる「訪日客」は、3119万2000人と2017年から8.7%増えて、18年は過去最高となった。併せてインバウンド消費も4兆5064億円と過去最高となった。政府統計などを元に、三井住友アセットマネジメントがまとめた。
訪日客を牽引したのは中国人だ。18年は+13.9%と大幅に増加し、全体の伸びを牽引した。中国のほか韓国、台湾、香港を加えた東アジアの4カ国からの訪日客は全体の70%を占めている。
インバウンド消費も、18年に4兆5064億円と過去最高となった。訪日客1人あたりの支出は15万3000円。特に宿泊支出が多い欧米豪からの訪日客の1人あたり消費額が高く、オーストラリア、スペインなどが上位に入った。
支出内容で比率が高いのは買物代で全体の34%。次いで宿泊費が29%、飲食費が21%となった。
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