若者を中心に広がりつつある婚活・恋活アプリ(デートアプリ)だが、現時点での国内市場におけるアプリ内課金額はどれくらいなのか――。
モバイルアプリのマーケティングなどを手掛ける韓国IGAWorksが「App Store」「Google Play」内での課金額を独自に推定した結果(Web決済による売上額は含まず)、2018年1〜12月の日本国内における課金額は計168.2億円だった。
月別のアプリ内課金額は、18年1月は10.7億円で、10月に年内最高の17.5億円を記録。12月は15億円に落ち着いたものの、年間を通じて堅調に推移していた。
デートアプリ別にみると、課金額の1位はサイバーエージェント子会社が運営する「タップル誕生」。年間を通じて53.5億円(シェア31.8%)が課金されていた。
2位はエウレカが運営する「Pairs」で、課金額は44.1億円(26.2%)。同市場では、上位2社が計58.0%を占める状態にあることが分かった。
3位はアイベックの「ハッピーメール」(21.1億円、12.5%)、4位は米Match Groupの「Tinder」(17.6億円、10.5%)、5位はネットマーケティングの「Omiai」(17.5億円、10.4%)がランクインした。
6〜10位は、イグニスの「with」(10.3億円、6.1%)、プレイモーションの「クロスミー」(2.5億円、1.5%)、リクルートマーケティングパートナーズの「ゼクシィ縁結び」(2.3億円、1.4%)、チラスタアプリ運営事務局の「チラスタ」(1.2億円、0.7%)、Market Driveの「イヴイヴ」(1.1億円、0.7%)――という結果だった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング