ローソンは5月21日から、薬味としてさまざまな料理に用いられている刻みネギをふんだんに使用したパスタ、うどん、弁当の3品を全国の店舗で発売する。
刻みネギは脇役の薬味という位置付けになりがちだったが、新商品ではメインの具材として昇格させた。2018年6月に発売した「ネギたっぷり塩焼そば」が、同時期に発売した焼きそばカテゴリーの中で最も販売数が多かったことも新商品開発を後押しした。
「チキンのネギざんまい和風パスタ」(税込480円、以下同)は、青ネギと白髪ネギを約45グラム盛り付けた和風パスタ。かつおと昆布のだしをきかせ、丸大豆しょうゆで香りよく仕立てた。ネギと相性の良いローストチキンをトッピングしている。
「ネギざんまいの冷しぶっかけうどん」(430円)は、もっちりとした弾力のあるうどんに、枕崎産かつおの荒本節、さばの削り節、昆布、うるめいわしの削り節などのだしをきかせたつゆをあわせた。たっぷりの刻みネギと天かすを加え、さっぱりと味わえるようレモンを添えている。
「ネギざんまいの焼鳥弁当」(530円)は、しょうゆたれで焼き上げた焼き鳥の上に、長ネギと小ネギをのせ、ラー油とレモン汁を絞り、しょうゆ味のタレをかけて食べる丼タイプの弁当だ。
いずれの新商品も、メニューに合わせてネギの刻み方を工夫している。パクチーのように、添え物だった薬味がメイン具材に昇格してお客に受け入れられたケースもある。ローソンの新しい挑戦は吉と出るだろうか?
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