政府の専門家会議が新型コロナウイルス感染拡大防止のため出入りを「避ける場所」として挙げたカラオケハウス。県内では来客減の店もあれば「影響なし」とする店もあった。
那覇市内のカラオケボックスは2月下旬から来客数が減少。スタッフは「金、土の夜は約3割減」と肩を落とす。「3〜4時間滞在するグループもいたが、現在は長くても2時間くらい。影響が続くとちょっと困るね」と話した。
一方、市内の別店舗スタッフは「特に影響ない」と話す。3月の平日の日中は高校の卒業生が多く来店するが、現在は休校措置となった中学生も来ており、ほぼ満室という。「学生たちに『外に出るな』と言っても無理があるのでは」と苦笑いした。
カラオケ同様、避ける場所に挙げられたライブハウスではイベントを中止したところも。県内のある店舗の責任者は、3月の半分のイベントは延期し、残り半分は検討中とする。「仕方ないとも思うが4月以降も続くと影響は大きくなる」と懸念した。
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