メルカリは10日、衛生マスクの出品を一律で禁止すると発表した。新型コロナウイルスの影響に伴う悪質な高額転売防止を目的とした、政令による規制の閣議決定を受けたため。マスク転売を巡っては、ヤフーがヤフオク!でのオークション形式での出品禁止を決定している。
メルカリによると、これまでも売値の基準値を設けることで高額な出品については削除する対策を取ってきた。ただ、10日に「国民生活安定緊急措置法施行令の一部を改正する政令」が閣議決定され、取引価格を超える価格での市販品の衛生マスク転売が規制された。これを受けてメルカリも、13日からの出品の一律禁止に踏み切った。
メルカリは「マスクの出品全てが必ずしも違法行為につながるわけではないが、意図せず違法行為につながる可能性を考慮した」と説明している。
新型肺炎でマスク買い占めを「あおる」のは誰? 心理メカニズムに迫る
「新型コロナ受けて急にテレワーク」が必ず失敗する理由――第一人者に聞く
新型肺炎で「症状出た中国人が関空から逃走」デマの真相 SNS分析で判明、“輸入型”拡散の脅威
新型コロナ防止のため「働き方改革」できない企業に明日が無い、真の理由
新型コロナ“被害”はAIで食い止められるか 感染拡大と「地震よりひどい」デマへの処方箋とはCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング