グリーは4月6日、ビデオ通話などを活用した飲み会やランチの費用を補助する制度を導入した。グループの社員(一部を除く)を対象に、月1回まで1人当たり最大3000円を支給する。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、在宅勤務が長期化する中、社員同士のコミュニケーションを活性化させる狙いがある。
従来の対面での飲み会、ランチの補助制度を拡大し、オンライン上の飲み会にも適用した。補助の対象は、飲食店のテークアウト商品やフードデリバリーの注文品に限定。利用した社員には、領収書などの提出を求める。
グリーは8日時点で、グループ内の全社員(約1700人)に対し、原則として在宅勤務を命じている。対面でのコミュニケーションの機会が少なくなる中、人事部が社員同士の親睦を深めるため、オンライン飲み会の補助制度を考案。現場からの要望も受け、導入を決めたという。
グリーの広報担当者は「導入したばかりで制度を利用したチームはないが、週末にかけてオンライン飲み会を企画しているチームが複数ある」としている。
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