コロッケ1個28円! 物価が安いと感じる街ランキングトップ10に足立区半数

» 2020年07月22日 17時45分 公開
[ITmedia]

 リクルート住まいカンパニー(東京都港区)は、関東に住んでいる人を対象に「物価が安いと感じる街」を調査し、その結果を発表した。それによると、1位は東京都北区の「十条」であることが分かった。

 「駅前の『十条銀座商店街』には3代、4代と続く長い歴史を持つ店舗が多く、青果店や生鮮食品など生活のための店舗が並んでいる。住民と店員が顔なじみなことも多く、できるだけ住民に良いものを安く提供したいという思いをもったお店も多いようだ」(SUUMO編集長)

 また、十条駅前には戦前から残る「十条銀座商店街」がある。商店街には、コロッケ1個28円、つくねボール1個19円、やきとり1本60円など、激安惣菜が充実している。

物価が安いと感じる街ランキング(出典:リクルート住まいカンパニー)

 2位は、荒川区の「小台」。「都電荒川線の小台駅から住宅街に抜ける『あっぷるロード』をしばらく行くと、小さな商店街『小台銀座』にたどり着く。長ネギ2本100円、にんじん1袋100円など分かりやすい価格設定の昔ながらの青果店や、鮮魚店、精肉店が並び、下町の昔ながらの風景を見ることができる」(リクルート住まいカンパニー)

 3位は、北区の「東十条」。以下、足立区の「梅島」、千葉県八街市の「八街」、足立区の「西新井」と続いた。トップ10に東京都の北区、荒川区、足立区の街が寡占していて、足立区が半数を占めた。

 インターネットを使った調査で、関東在住の男女4万3547人が回答した。調査期間は1月6日から27日まで。

物価が安いと感じる街ランキングの上位に、激安惣菜が充実しているところが多い(画像はイメージ)

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