スシローが“おしゃれすぎる”台湾茶専門店に挑戦 台湾企業と「Sharetea」の日本1号店をオープン：タピオカドリンクでコラボしていた

[ITmedia]

　全世界で500店舗以上を展開する台湾茶専門店「Sharetea（シェアティー）」の日本1号店が8月20日、新宿マルイ本館（東京・新宿）にオープンした。

　Shareteaでは、台湾の主要な茶産地で栽培された茶葉を使用している。お茶のうまみを最大限に引き出すため、専用のティーエスプレッソマシーンを導入し、お茶の種類ごとに抽出方法を変えているという。また、味や香りが劣化しないように、ドリップしたてのお茶を提供する。

台湾茶専門店「Sharetea（シェアティー）」の日本1号店（出所：リリース）

　同店では、「四季ティー」や「ウーロンティー」（いずれもMサイズで税別350円）など台湾茶5種を提供する。また、「レモンモヒーティー」（Lサイズで600円）といったフルーツティーも用意している。日本のShareteaは「ちょっとの上質を、毎日の贅沢に。」というコンセプトを掲げており、店舗や制服のデザインを有名ファッションデザイナーが監修している。

　Shareteaは1992年の創業以来、国や地域の好みに合わせてローカライズした商品を開発している。日本進出のきっかけは、大手回転寿司チェーンであるスシローとのコラボ。共同開発した「光るゴールデン『タピオカミルクティー』」を2019年7月にスシロー店舗で発売した。このミルクティーは発売後3カ月で175万杯売れた。また、想定以上のペースで売れたため、一時品切れ状態になったこともあった。

　スシローを運営するスシローグローバルホールディングス（HD）は、20年5月に開催された決算説明会でSharetea事業の合弁展開にチャレンジすることを明らかにしていた。Shareteaの日本1号店を運営する「Sharetea Japan」（東京・千代田）は、スシローグローバルHDの子会社と、台湾にあるShareteaブランド保有会社が設立した合弁会社である。

店員の制服（出所：リリース）

定番の台湾茶5種（出所：リリース）

フルーツティー（出所：リリース）