ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(BATJ)は8月31日、加熱式たばこ63銘柄の価格改定申請を財務省に行ったと発表した。10月からのたばこ税増税に伴っての対応で、値上げ幅は10〜20円程度を予定している。一方、加熱式たばこ9銘柄、かぎたばこ4銘柄については価格を据え置くとした。他社への流出を防ぐ狙いがある。
代表的な銘柄である「ケント・ネオスティック」が460円から480円に、「ネオ」と「ネオ・ポッド」は500円から520円、「ケント・ネオスティック(glo hyper用)」が470円が480円にそれぞれ値上げする。
BATJは10月からの増税に伴い、すでに紙巻きたばこなど69銘柄の値上げを発表していた。また、日本たばこ産業(JT)が50円程度、フィリップ モリス ジャパンが20〜50円程度の値上げの発表をしている。BATJは、加熱式たばこの値上げ幅を他社より低く抑えることで、シェアの拡大を図りたいとしている。
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