一方で、10月以降の予約は伸び悩んでいる。航空関係者は「予約率は30%程度。減便もあるが、出発地と訪問先の感染状況を見極めたいと、直前にならないと動かない傾向だ」と話す。
ただ、県民の県内旅行需要は高い。リゾートホテルを中心に「那覇とま〜るクーポン」や国の支援策「Go To トラベル」など、県内旅行助成を活用した県民も多く、観光施設では4連休、例年の10%程度だった入場者が40%弱まで回復。南都の運営するおきなわワールドでは20日、入場者数が60%を超え、約3割が地元客だった。
南都の大城宗直社長は「人混みを避けてホテルにこもる傾向は強いが、密にならない自然が多い所であればニーズも高い」とみる。その上で、今後の観光客の回復に向けて「県は今のうちにマーケットの動向を分析して、誘客に動いてほしい」と要望した。
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