レオパレス21は9月30日、ソフトバンクグループ傘下の米投資ファンド、フォートレス・インベストメント・グループから出資・融資を受け、約572億円を調達すると発表した。レオパレスは施工不備への対応、入居率の悪化などで、約118億円の債務超過に転落(6月末時点)。資金調達により、財務体質を改善する。
同日発表した2021年3月期第1四半期(20年4〜6月)連結業績は、売上高が1039億円(前年同期比8.2%減)、営業損益が68億円の赤字(前年同期は42億円の赤字)、純損益が141億円の赤字(同57億円の赤字)だった。
レオパレスは当初、8月7日に決算を発表予定だったが、監査手続きの遅延などで9月11日に延期。さらに希望退職募集により、決算業務に携わる従業員が想定以上に退職したため、9月末までに再延期していた。
レオパレス、債務超過118億円に 「早期の解消に向け、鋭意検討」
レオパレス、決算発表を再延期 「決算業務に従事する従業員が想定以上に退職」
2020年上場企業「早期・希望退職」実施が50社超 レオパレス21が1000人募集で最多
コロナ禍で業績上方修正した上場企業186社の特徴Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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