青山商事は2020年12月から実施していた希望退職者の募集結果を発表した。当初予定していた400人を上回る609人が応募した。特別損失として40億円程度を見込んでいたが、具体的な影響額については現在精査中であり、業績予想を修正する場合には速やかに公表するとした。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ビジネススーツの売り上げが大幅に落ち込んでいる。そこで、同社は中長期的な業績の回復を目指し「ビジネスウェア事業再構築プロジェクト」に取り組んできた。リブランディングや不採算店舗の閉店などを実施してきたが、さらなる構造改革が必要と判断。人員を適正化するために希望退職者を募集することにした。
募集対象者は「21年3月31日時点で40歳以上63歳未満かつ勤続5年以上の正社員及び無期契約社員」としていた。募集期間は20年12月14日〜21年2月19日で、退職日は5月31日。
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