「オンライン中心の生活、自分に合っている」大学生の42.7%ネガティブな声も(1/2 ページ)

» 2021年03月10日 12時19分 公開
[ITmedia]

 新型コロナウイルス感染拡大を受けて、多くの大学でオンライン授業が導入されたが、PCを使って勉強することに学生はどのように感じているのだろうか。現在、大学または専門学校に通っている学生に、オンライン中心の学生生活について聞いたところ「自分に合っている」と答えたのは42.7%、「学校に通学するほうが自分に合っている」は28.1%であることが、富士通クライアントコンピューティング(神奈川県川崎市)の調査で分かった。

約半数の学生は、自分自身が“オンライン”中心の学校生活に適していると回答(出典:富士通クライアントコンピューティング)

 PCなどを通じた遠隔での勉強方法を、ポジティブにとらえている学生は多いようだが、「オンライン生活によって、友人・知人・先輩との交流が減った」(50.7%)、「オンラインでのコミュニケーションは、意思疎通が難しい」(45.7%)と回答。「勉強以外での生活環境についてはネガティブな回答が散見し、学び以外については懸念が残る結果となった」(富士通クライアントコンピューティング)

学び以外については懸念が残る結果に(出典:富士通クライアントコンピューティング)
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