コラム
» 2021年03月21日 07時58分 公開

ご当地、お酒、宇宙 「亀田の柿の種」商品開発の裏側今年55歳(1/4 ページ)

「亀田の柿の種」が誕生し、今年で55年目。これまで発売されたのは数百種類にのぼるが、最近はどういった商品が売れているのか。亀田製菓の広報に聞いたところ……。

[岡のぞみ,ITmedia]

 日本を代表する米菓、「柿の種」。新潟の米菓メーカで、踏んづけて変形した金型を使ってせんべいを焼いたのが始まりだという。その後、1966年に亀田製菓が、柿の種とピーナッツを一緒に袋詰めして売り出すようになり、「亀田の柿の種」が誕生した。

 それから55年、発売された亀田の柿の種は数百種類。今年は宇宙日本食として宇宙にも到達し、世間を驚かせた。日本全国、世界中で愛される亀田の柿の種はどのようにつくられているのか、亀田製菓広報の池ノ上雄樹さんに話を聞いた。

日本一の米菓・亀田の柿の種

商品開発はターゲット設定から

 亀田の柿の種のメイン購買層は50〜60代の女性、次に40代。商品開発はターゲット設定から始まる。例えば、コンビニで販売している商品は、30〜40代男性向け。お酒と一緒に買ってもらうようにおつまみ要素の強いものも展開している。スーパーの場合は40〜60代。昨年は女性向けに「ゆず明太子味」、夫婦向けにお酒にも合う「2種の濃厚チーズ味」、子どもも一緒に家族みんなで楽しめるよう、辛さ控えめにした「お好み焼味」、健康を気にする人向けに「減塩亀田の柿の種」などを販売した。

亀田製菓広報の池ノ上雄樹さん

 「例えばコンビニと言っても、各社それぞれ客層が違うので、当社の営業担当が、それぞれにどんなお客さまが来ているのか、どんなものがウケているのかをチェックします。そして、マーケティング戦略部が顧客分析を行い、他社商品のデータなども見ながら、ターゲットに刺さりそうな味や今年トレンドになりそうな味を検討します。お客さまが求めている味を、いかに店頭に配荷できるかが重要になるので、営業と開発がタッグを組みながら、商品化に向けて取り組んでいます」

雪のように舞う亀田の柿の種の生地
焼き上がりはお馴染みの形に
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