宝酒造は5月20日、自社で製造販売する缶入りチューハイ117品目を自主回収すると発表した。缶上部の外周部分からアルミがはみ出す事例が発生し、けがをする恐れがあるとしている。
対象となる商品は、2020年6月1日から21年5月14日に楠工場(三重県四日市市)で製造した「タカラ焼酎ハイボールドライ500ミリリットル」や「タカラ焼酎ハイボールレモン500ミリリットル」など117品目。
これまでに、缶上部からアルミがはみ出す事例を2件確認。うち1件で購入者が指をけがしたことから判明したという。
同社は、製造工程中に生じた変形した缶蓋(ふた)を使用したことで、巻締めの際に缶胴の一部が突起状にはみだしたことが原因だとしている。再発防止策として、該当装置の不具合(部品のゆるみ)の解消と、他工場の同一装置に不具合がないかの確認を実施。また、同様の不具合が発生しないよう点検を強化するという。
同社は、該当製品を購入した顧客に対し、Webサイトの登録フォームから必要事項を入力するよう呼び掛けている。同社指定の宅配業者が製品を回収し、後日製品代金相当のクオカードを発送するとしている。
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