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» 2021年06月10日 11時30分 公開

キユーピー、卵不使用の「卵商品」を開発 食感は?6月30日に発売

キユーピーが国内で初となる「代替卵」を開発した。大豆を原料とし、スクランブルエッグのような見た目と食感を再現した商品になっている。2030年には世界中でたんぱく質が不足する「たんぱく質危機」に直面すると言われている。対策として植物肉が注目を集めているが、代替卵もたんぱく質危機の救世主になるかもしれない。

[ITmedia]

 キユーピーが卵不使用の「卵商品」を開発した。大豆を原料としたスクランブルエッグのような見た目と食感を再現した商品を6月30日に国内で販売する予定だ。国内食品メーカーで代替卵の商品を売り出すのは同社が初めてとなる。消費者の健康や環境に配慮した食生活ニーズに対応していく。

大豆を原料としたスクランブルエッグのような商品(以下、リリースより)

 新商品「HOBOTAMA(ほぼたま)」は業務用としてホテルや飲食店向けに販売する。価格は通常の業務用スクランブルエッグの約3倍を想定している。一般消費者向けの商品展開は、今後検討していくとした。

 植物性由来の食べ物を好む健康志向や家畜の飼育による環境への負荷を懸念する人、卵アレルギーを持つ消費者への販売を見込んでいる。

業務用として販売していく

 2030年には世界のたんぱく質需要に供給が追い付かなくなる「たんぱく質危機」が起こると予想されている。現在、対策として注目を浴びているのが植物肉だ。矢野経済研究所によると、20年の世界市場規模はメーカー出荷金額ベースで2572億6300万円。30年には7倍以上となる約1兆723億円にまで拡大するとの試算が出ている。

 植物肉「普及元年」と言われた20年には、日本でもドトールコーヒーが大豆ミートを使ったサンドイッチを発売したり、セブン-イレブン・ジャパンが大豆ミートを使用した商品を複数展開したりと多くの企業が植物肉の販売に乗り出した。

代替卵と代替肉を使ったバーガーを食べる日も近い

 肉だけでなく乳製品や魚介類など動物性たんぱく質由来の代替品開発が日々進んでいる。代替卵も今後世界のたんぱく質危機を救う存在になるかもしれない。

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