Yahoo!ブラウザー、「スマホを冷やす」新機能 バッテリー過熱を検知し冷却ユーザーに通知

» 2021年07月19日 12時04分 公開
[らいらITmedia]

 ヤフー(東京都千代田区)は自社が提供するAndroid OSアプリ「Yahoo!ブラウザー」に、スマホの負荷を低減することでバッテリー温度を下げる新機能「スマホクーラー」を搭載したと発表した。バッテリーの温度上昇を検知してユーザーに通知し、ユーザーが機能を実行すると温度を下げる。

バッテリー温度を下げる新機能「スマホクーラー」(出典:ヤフー)

 同機能は「Yahoo!ブラウザー」でWebページ閲覧時に表示される画面右上のアイコンか、画面下部にある青色のリングから実行できる。画面には現在のバッテリー温度を表示し、冷却の状態を確認できるようにした。

バッテリー温度上昇を検知すると通知

 夏はバッテリー温度が過熱しやすく、一定の温度を超えるとアラートが表示され、スマホが一時的に利用できなくなるケースがある。また、バッテリー過熱はスマホ本体やバッテリーの品質劣化にもつながる。

 同社は夏の暑さによるスマホバッテリー問題を解決するソリューションを提供することで、ブラウザーのさらなるシェア獲得を狙う。

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